このページは、スマートフォン学習に最適なFP3級受験参考書「スマ本 FP3級」の無料体験ページです。体験版ですので、「スマ本 FP3級」の機能が一部使用できませんので、ご理解ください。
新 刊 | E-prost出版 栗本 大介 |
1 5 0 0 円 + 税 | ||
新刊 スマホで見る教科書 2024年版 FP3級 FP3級試験対策基本テキスト | ||||
ISBN-978-4-911161-06-7 ¥1,500E |
新 刊 | E-prost出版 栗本 大介 | |||
新刊 スマホで見る教科書(スマ本) 2024年版 FP3級 FP3級試験対策基本テキスト | ||||
ISBN-978-4-911161-06-7 ¥1,500E |
新 刊 | E-prost出版 栗本 大介 |
新刊 スマホで見る教科書(スマ本) 2024年版 FP3級 FP3級試験対策基本テキスト | |
ISBN-978-4-911161-06-7 ¥1,500E |
経済とは、お金やモノ、サービスの流れのことをさし、世の中で行われるモノやサービスとお金のやり取りのことを経済活動といいます。経済活動が活発に行われているときを“景気が良い”といい、経済活動が停滞しているときを“景気が悪い”といいます。
GDPとは、国内で一定期間内に生産された財やサービスの付加価値の合計を指し、国の経済規模を測る指標で、内閣府が年4回発表しています。日本のGDPはアメリカ、中国に次いで世界第3位の規模(2023暦年の実質値で559兆円)ですが、ドル換算の名目値では2023年にドイツに追い抜かれました。
GDPは生産面から見た経済規模の合計ですが、これを支出面(家計消費や設備投資など)から見たものをGDE(国内総支出)といい、GDPとGDEの数値は等しくなります。
GDEの中で最大の構成要素は民間最終消費支出で、全体の6割弱を占めています。
名目GDP |
● 時価で金額表示したGDPのことをいいます |
実質GDP |
● 名目GDPから物価水準の変化分を取り除いたものをいいます |
GDPの増加率のことで、一国の経済が拡大基調なのか、どの程度成長しているのかをとらえる指標です。
経済成長率には、物価の影響を考慮した実質経済成長率と、物価の動きを考慮せず数値そのもので算出する名目経済成長率がありますが、単に「成長率」という場合、実質経済成長率を示しているのが一般的です。
景気動向指数とは、生産、雇用など経済活動の状況を表すさまざまな指標の動きを統合し、景気の現状把握や将来の動向予測のために作成される指標で、内閣府が毎月発表しています。
景気動向指数には、コンポジット・インデックス(CI)とディフュージョン・インデックス(DI)があります。従来、景気動向指数はDIを中心に公表されていましたが、景気変動の大きさや量感を把握することがより重要になっていることから、2008年4月分以降CIを中心とした公表に変更されています。
CIとDIには、それぞれ、景気に対し先行して動く先行指数、景気にほぼ一致して動く一致指数、景気に遅れて動く遅行指数の3つの指数があります。
CIとDIは共通の指標を採用しており、採用系列は、先行系列11、一致系列10、遅行系列9の合計30系列があります。
CI |
● 主として、景気変動の大きさやテンポを測定するために利用されます ※ 前月からの変化率で、一致指数が上昇しているときは景気拡張局面、低下しているときは景気後退局面と判断されます |
DI |
● 主として、景気拡張の動きの各経済部門への波及度合いを測定するために利用されます ※ 3ヶ月前との比較で、一致指数が50%を上回れば景気拡張局面、下回れば景気後退局面と判断されます |
先行指数 |
● 景気の先行きに対する予測を行うときに利用される指標で、新規求人数、新設住宅着工床面積、東証株価指数など、11系列の統計データの動きを統合しています |
一致指数 |
● 景気の現状を把握するために利用される指標で、営業利益、有効求人倍率など10系列の統計データの動きを統合しています |
遅行指数 |
● 景気の転換点を確認するものとして利用される指標で、法人税収入、家計消費支出、完全失業率など9系列の統計データの動きを統合しています |
日銀短観とは、日本銀行が企業経営者に対して資金繰り、雇用、景気の見通しなどのアンケート調査を行い、その結果を公表するもので、年4回発表しています。
最も注目されるのは業況判断DIで、これは業況について“良い”“さほど良くない”“悪い”の3つの中から回答をとり、主要な企業の経営者が考える景気の現状と先行きを数値化したものになります。
● 業況判断DI=“良い”と回答した企業の割合-“悪い”と回答した企業の割合
物価の変動をとらえるために作成される指数で、代表的な指数として消費者物価指数と企業物価指数があります。景気が良ければ商品やサービスの価格は上昇する傾向があり、景気が後退すれば下降する傾向があります。
● 消費者が購入する商品やサービスの価格の動きを指数化したもので、総務省が毎月発表しています
※ 企業物価指数に比べ動きが安定していることから、中長期的な物価動向を判断する材料として利用されています
● 企業間で取引される商品の価格の動きを指数化したもので、日本銀行が毎月発表しています
※ 原油価格や為替の動向などが直接反映されることから、消費者物価指数と比較すると短期的な変動が大きくなる特徴があります
マネーストックとは、市中に流通している通貨量のことで、日本銀行が毎月発表しています。中央政府や金融機関が保有する分は除かれますので、個人や企業、地方公共団体などの保有する通貨量の残高を集計したものとなります。
発表機関 | 発表のタイミング | |
GDP | 内閣府 | 年4回 |
景気動向指数 | 内閣府 |
毎月 |
日銀短観 | 日本銀行 |
年4回 |
消費者物価指数 | 総務省 |
毎月 |
企業物価指数 | 日本銀行 |
毎月 |
マネーストック | 日本銀行 |
毎月 |